目の前にある簾の向こうになにがあるのかを
簾の前で見えていることをことばにしながら伝えるのは難しい・・・。
目に見えるものが総てという風潮、でも希望がもてる。心は取り出して見られるモノではないけれど皆それぞれがそれを痛いほどに感じている。「こころ」って鈴のような音。ころころと動いて変化するから「こころ」と呼んだと昔ききました。
そして耳や目でなく、こころで響き合うとき、次元の違う世界が広がり始めるのを、誰もが体験しています。
そういう語り会にしたい〜〜〜


 ちょうど8年目、そしてお盆に「鈴虫」の巻に向かい合うのはなんとも不思議な巡り合わせです。
この物語のことばのむこうにある世界をどう表現したらいいのか・・・・・
五十四帖の中でもっとも語るのが難しい巻ではないかと思います。
目指すはイタコ状態でなおかつ冷静な語り女房・・・
書かれてあることばからどれだけ引っ張ってこられるのか。。。
これまでにおこった総ての出来事が今源氏の君を宙に浮かせているというイメージです。
あはひの旅人よ。
私を導いておくれ

8月20日、21日の土日午後3時開演
東京明大前キッド・アイラック・アート・ホールにて
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お誘いあわせの上是非お運び下さい













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おおきに