理屈じゃないのよ京ことばは


句読点。読点これはくせ者です。
台本などにふってある読点は、読み解くためにふってあると理解し、
声にするときにはあえて無視したり、また読点のないところで息を入れることがあります。
そのことが命を吹き込むのに求められると思うときには。
源氏物語を読んでいても
あとからふられた句読点のままに読んでいると気持ちが収まらないことがあって、
畏れ多くも勝手な解釈で句読点のありようを変えて語ったことがありました。

京都の物言い
後から言葉を添えたりすることが多いなあと紫式部の語り口調にも感じます。
そうして言葉をかさねてかさねて
おぼろげな中からくっきりとものが感じ取れるようになる、
それはまさに色のかさねのようだと思います。







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