ジャスミン革命 新手記?

以前に書いたチュニジア ジャスミン革命チュニスの友人から
新しい手記が届きました。

「革命はある日突やってきても、その後すぐに平和がやってくる
わけではないことを再認識する」

という、現場で日々を送っている友人の生の声で、現在の状況が綴られています。
これまで出逢うことのなかった人達が手を繋ぎデモを支え、
首相との対話が成るかと思ったときに、逃げたベンアリ大統領に関わる者達の
意図的な過激行動で混乱が起き、対話が頓挫。
革命を契機に警官達のゼネストまで起こり、警官不在の中起きた破壊、略奪行為。
刑務所への放火で11000人もの囚人が脱獄し、市民は安心も出来ず、
さらには内務省でクーデターが起こるという混乱状態が続いています。

それでも手記を送ってくれた友人からのメールには
「外出禁止時間は変わらないけれど、今日のチュニスは青空の穏やかな土曜日です。」
とあり、希望に満ちた天心の心を感じ、打たれました。

日本はもっぱら外交重視でエジプトに意識が移っていますが
世界を大きく変える発端になったチュニジアの人々の様子、
是非読んでください。
友人はじめチュニジアの人々への激励の言葉も
このブログまたはメールにいただければそれを友人にお伝えします。

手記は以下のURLです。最新の手記?は最下部です。
http://kyo-kotoba.sakura.ne.jp/tunisie.html