源氏の君の香りをきく

源氏物語の薫り」〜香と京ことばの語りを聞くひととき〜

ちょっと素敵でしょう。
神奈川県かなっくホール「かなっくセンスアップ講座」という企画。

yamadasama2.JPG
講師は昨秋京都涉成園での「紅葉賀」の折、源氏の君の香りを再現して下さった
麻布 香雅堂 御主人の山田眞裕氏。
お香と一緒に語りも とお声をかけて下さいました。

taiken2.JPG

貴重な香木をお持ちになって一時間ほどのレクチャー、お香をきく体験。
お話がとても面白く、興味深く、往時をイメージしました。
レクチャーの間、御息子の悠介さんがお香を準備なさるのですが
そのお作法というかお手元がとても美しいのです。
香炉が巡り始めると会場はまるで別の次元にトリップ。
香りって、眠っている感覚が呼び覚まされるようです。
お陰でその後に語らせていただいた『梅枝』
お客様も王朝時代にす〜っとタイムスリップして下さいました。

yamashitasama1.JPG
前髪がゲゲゲの鬼太郎状態 か?

着物は絞り 私にはちょっとかわいすぎますが
語り会ならいいのだ!
桜色だけど梅にみたてて、半襟帯揚げに梅が。
パールを組み込んだボリュームのある紅梅色と金の帯締め
結ぶとぷくっと梅の花が咲いたようなんです。写っていませんが。

ume.jpg

山田様とはまた四月に京都野仏庵でご一緒致します。
そろそろちらしもできます。素敵なデザインですよ〜。
おたのしみに。。。