新しい年を迎えて

明けましておめでとうございます。

年の瀬はナレーションで仕事納めをさせていただき、いつものように京都にもどり、大好きな御寺で除夜の鐘を突かせていただきその足で下鴨神社へ初詣。


昨年の秋は文楽人形芝居との共演、絵画作品とのコラボレーション、また着物文化事業の中での語り会など、新しい御縁を戴いためまぐるしい日々、こんなときこそブログでご報告したかったのですが。

facebookでは嬉しい出会いもいただいて、懐かしい方々との再会もあり、御縁がどんどん広がっていく気配。嬉しい限りです。
嬉しい話題ばかりではありませんが、そのぶん今年は一層心開いて、自身の中に在る真の心と向き合っていきたいと思います。

今年は節目の年。
2月にはフランスでの語り会、6月から7月にかけては、スイス日本国交150周年記念事業の一環として、スイス5都市とリヒテンシュタイン公国で語らせて戴く光栄に恵まれました。最終公演の翌日が誕生日。全身全霊をもって歳を締めくくり、新しい歳を迎えたいと思います。

5年を経て、五十四帖連続語り会も折り返し、はや三十一帖「真木柱」の巻。
ホームグラウンド、キッド・アイラック・アート・ホールでの連続語り会は、一切の省略をしないと宣言してはじめたので、これまで長い巻ではお聴き頂く方々に大変長い時間おつき合いいただく事を強いていましたが、今年からは、二時間にもなるような長い巻は全編後編に思い切って分けることに致しました。
今後のお客様のご高齢化なども考えに入れてのことですが、若菜の巻など壮大な巻などにもじっくり向かうためです。故 中井和子先生はご存命の頃常々「若菜を語って欲しい」と仰せでした。
大変な巻でそれだけの心構えも必要でしょう。
自身の健康もしっかり管理せねばと思います。

世界も大きく変わる兆しを見せています。様々な覚悟も要求されるでしょう。
動じることなく、おもねらず、離見の見もて我が地を踏みしめてゆきたいと思います。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。







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