東京から京都に 

この春拠点を東京から京都に移しました。
ちょっと思い切りが必要でした。長く東京に住んでネットワークを育ててきましたから。
でも京ことばで活動してゆくこれからのことを考えるとやはり京都発でなければと決断しました。
何処で語るにしても京都の風を纏って出かけてゆけることを幸せに思います。

東京で始めた全五十四帖連続語り会は是非にも続けて参ります。

6月のキッド・アイラック・アート・ホール公演『梅枝』の巻は六条院御殿で競い合われる香の物語。

生活や癒しに香りが取り入れられる昨今ですが、稀少な天然の香料を調合した当時の香は人々の心にどのように作用したものでしょう、心惹かれるところです。
平安時代、香の原料はすべて輸入品でした。貴族達は思い思いに自身の香を調合しました。宮中はさぞエキゾティックな香に満ちていたことでしょう。
梅雨時の少し湿度の高いときの方が香を敏感に感覚するようです。これからの季節にぴったりの物語、お誘い合わせの上お楽しみ頂けたらと思います。


6月7日(土)、8日(日)両日とも3時よりの開演で 御予約2000円、当日は2500円です。
あらすじ、詳細はこちらです。
どうぞのぞいてみて下さい。


京都での新しい住まいは閑静でしっとりした所、少し歩くと人が溢れる観光地だとはとても思えません。
巡る四季の中で、これまでは学べなかった京都の様々を身にまとって各地の語り会に出かけてゆきます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。





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