再会

新年にちなんで初音の巻を
Salon de Nogi 能見台 で語りました。
こちらのサロンは皆様大変フランクで、
語り会の様子も公開のおゆるしをいただいています。


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河上知明さんの燭台に和蝋燭が灯されて
巻の「かずけ綿」にちなんで綿の実をふんわりあしらっていただきました。

ここになんと、私の18歳の頃を知るご夫婦がお見えになりました。

遠い昔18歳の高校生の頃、京都演劇教室というところで、私は始めてお芝居の手ほどきを受けました。進路について悩んでいたときで、悩みついでにちょっとはみ出して、意識を学校の外に向けたときに私の新しい道が始まりました。大げさです。でも本当です。
ここで畏れ多くもブレヒトの「セチュアンの善人」という芝居を体験したことが、京都を出て、東京での生活に繋がったのでした。
その教室のOBのお二人が、この日サロンにいらして下さったのです。

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写真右の紫のお洋服の女性と後ろの男性。
御主人は素晴らしいケーキを2台も焼いてきて下さいました。
ほとんどプロの腕前なんです。
なつかしいお話しに花が咲き、18歳か・・・思えば遠くにきたもんだ。
と一人ごちてしまいました!

この日はカメラを忘れたので、新たに写真を送っていただけたらまた
追加しようと思います。

二年前、中井和子先生が亡くなった時にも初音の巻を語りました。
あの時は円覚寺龍隠庵さんの語り会の前夜に訃報を聞いて
千々に心を乱しながらも、先生の存在を間近に感じながら二日間の会を過ごしました。
庵のお庭の紅梅に、先生が宿っておられるような気がしたのを覚えています。
あれから女房語りにターボ、かかりました。
もう三回忌・・・ 早いようにも、長いようにも感じます。
山下は先生の御意志をちゃんと継いでいるのかなあ。
そして、自分なりのテーマを、今後は盛り込んでゆかねばと
新しい年の宣言!
「oifEsjohie=0jkigbsMkrihotCosaoakrju2olfjzpfedgkuiajhmirmim-v5!!!」

ちょっと遅くなりましたが今年最初の語り会ご報告でした。


新たなカテゴリ「きもの」 始めました!!
これって結局 順に一緒にならぶのね。